« 慈しみ                                       (自然) | メイン | くつろぎ                                  (日帰りプラン) »

うつろい                                     (歳時記)

都会では、暑さ、寒さでしか感じられなくなった季節の移り変わりが、ここ久住高原では様々な自然の変化の組み合わせで感じられます。そろそろ五感が鈍ってきた…とお感じの方は、是非、足をお運びいただき、自然が四季折々に発する音、光、匂い、味、温度に触れ、研ぎ澄まされた五感を取り戻してください。それだけではなく、この地が持つ地力は、新しい第6の感覚をあなたに与えてくれるかもしれません。

■ 野焼き
          ↓これが

          ↓こうなり

          ↓こうしてこうなります
「野焼き」をご存知ですか。
阿蘇・くじゅうの春の風物詩と言える慣習ですが、これは草についたダニなどの虫を焼き殺し、古い枯れ草を焼き、その灰を肥料として良質の牧草を得るために行われます。そして、この大草原にほとんど木がないのもこの野焼きと、そして牧畜のなすところです。たとえ野焼きで焼け残った木の苗があっても、放牧された牛達によって食べられる…というサイクルでこの草原は守られているのです。一見、人の手の加わっていない自然のままの草原のようですが、この景観は人畜の手が加わることによって維持されているのです。
また、道中、草原の緑の色の違いに気付かれた方もいらっしゃるでしょう。これは、この辺り一帯の草地が「人工草地」と「自然草地」に分かれているからです。やや薄い緑の部分は「自然草地」で、私たちが野焼きをする元々の自然のシバです。そして、やや濃い緑の部分は人工草地で、放牧牛の餌用としてイギリスから持ち込まれたものです。こちらは年に数回刈り取って、牛舎の牛の餌として使います。こちらの部分は野焼きはしません。野焼きシーズンに、黒焦げの部分とそうでなそうでない部分があるのはこのためです。

私たちレゾネイトクラブくじゅうのスタッフもこの素晴らしい景色・風習を守ろうと、開業以前より地元の方々にご協力いただきながら、自分達の手で敷地内の野焼きを実施しています。建物周辺、エントランス正面にぽっこりとある清水山の麓付近、みな顔をススで真っ黒にしながら行います。



日々移ろう久住の季節の情報や周辺の最新情報はこちらから。
スタッフの言葉で綴った旬の情報をブログでお楽しみください。毎日更新中。